フットボールの話。

加藤誓也
2025.09.17

昨今のフットボール人気、すごいですね。街でもフェスでも、ユニフォームを取り入れたスタイルを本当によく見かけるようになりました。


やって楽しい、観て楽しいというのはどのスポーツにも共通して言えることですが、なかでもフットボールはユニフォームの種類が豊富。比較的歴史も長くチーム数も多いぶん、とにかくバリエーションが多いのです。「〇〇がいた時の〇〇のユニフォーム、やばかったよね」なんていうのはフットボール好きにとってよくある会話で、飽きもせず、しばらくそんな話をしていられるくらい(笑)。

いまとなっては世界中のファッションブランドやストリートブランド、そしてアーティストがスポーツメーカーとフットボールにまつわるアイテムをつくる、というのも珍しくなくて、徐々にフットボールがカルチャーとして根付いていることを実感しています。

もちろん、ファッションやカルチャーを発信するメディアの人間として、この類のトピックスは大好物。デイリーに着用しやすいサイズ感が採用されていたり、昇華プリントを用いて自由にデザインされていたりと、それぞれが自由にフットボールを楽しんでいるような印象を受けます。

とはいえ考えてみると、数年前から急激に増えた”ファッションブランドによるゴルフライン”のような動きは、まだあまり見られないような気も。もちろん、これにはいろいろな事情があるとは思います。

であれば、実際に選手たちが着用する競技用のユニフォームとまではいかないにしても、いままでライノが培ってきた経験を活かせば、サポーターがフットボールを楽しむためのグッズならつくることができるのでは? 最近はそんな妄想を膨らませたりもしています。

そして自分自身、(参加できるときは)毎週フットサルをやっているので、最新テクノロジーと聞くと試さずにはいられません。実際に使ってみると、最近のウェアやシューズの凄さに気付かされます。

自分が部活動をやっていたころは足首を包み込むハイカットのシューズなんてなかったのですが、いまではほとんどのメーカーで展開されているようです。シューズの歴史を辿るのも、奥が深くて面白いものです。

ここだけの話、JAXAの技術を応用したシューズもあるんだとか。

専門的な知識が必要なことは、フットボールにより精通したプロの皆さんにお任せするとして。我々はファッションメディアとして、フイナムとして、フットボールが好きな人もそうでない人も、誰もが楽しむことができるコンテンツを企画していきたいと考えています。

ボールは友達。ボールを一緒に蹴った人とはもっと友達。関わる人たちの活気と笑顔で溢れるようなコミュニティを目指して、今日も密かに賛同者を募ります。

加藤誓也/
フイナム編集部
販売、PR、広告制作を経て、2024年にライノへ入社。影響を受けたストリートカルチャーを軸に、読者の皆さんに楽しんでもらえる情報を発信できるよう、日々精進しています。音楽もスポーツも大好きなので、今後はフィジカルイベントにも積極的に挑戦予定。
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