エンジニア、これからが“稼ぎどき”!?

久貝 将太
2025.10.15

「ここ5年でエンジニア黄金期が来るよ」

N天堂のゲーム機器開発に携わった友人がそう言った。「ここ3週間、コードを書いていない。やっているのは動作チェックがメイン」。仕事内容が激変しているという。「5年は稼げるけど、その先はエンジニアが不要になるかもしれない」と彼は続けた。

「壁に温度調整の機材を入れ、空調と連携させることは技術的には可能。でも壁はまだ壁のまま。車が自動運転になるように、日常のあらゆるものに機能が追加されてもおかしくないのに、実装するハードが圧倒的に足りない」とも。その実現フェーズで起こるのがゴールドラッシュかなと。
 
一方で彼は「技術は技術。営業や金額交渉など、ビジネスのピースは他の人に任せている」と話す。どんなに優秀でも得手不得手はあり、互いに補い合っているのだ。

そんな話を聞きながら、技術者を“ヒップ”な視点でコラボレーションさせることも、弊社の強みだと改めて感じた。何を隠そう、僕も技術者ではない。クライアントの課題を傾聴し、解決策を提案する営業マンだ。では、営業はどう変わるのか。
 
ここだけの話、現営業部は皆、アタラシイ事を仕込んでいる。依頼内容をただ量産するだけの営業はいない。普段交わらないクライアント同士をあえて掛け合わせて提案する人や、業界トレンドを起点に新しいメニュー開発を進める人もいる。目先の数字も大切にしつつ、熟した会社のブランドを活用し、これまでなかった新しい取り組みをそれぞれ意識して「仕事」に励んでいる。
 
そんな僕は、自治体案件など異分野と掛け合わせることで生まれる化学反応を狙っている。過疎地域でフェスやツアーを開催し、自然体験のフィールドであのブランドを着る。移動手段に新しい仕組みを活用してPR。そのつながりで生まれた縁を活かし、伝統工芸品をセレクトショップと組んでブランディングする。

課題は可能性。アイデアを検証するようなお取り組み、ぜひご相談ください。

アイデアを形にしてみることの偉大さを実感。韓国で見たTom Sachsの展示

久貝 将太/
営業部
沖縄出身。服飾専門学校卒業後、WEBライターと服作りの二足のわらじで活動。その後、自治体運営の起業支援施設にて広報を担当。その他、自治体のプロジェクトも兼任。コロナ禍をビジネスチャンスと捉え、アート関連事業で起業するも3年で撤退。2024年4月、弊社代表のブログをきっかけに入社。
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